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ISO15765-2は大きいデータを分割し,下位のプロトコルで許容できるサイズに分割してメッセージを送受信するためのトランスポート層のプロトコルです.
車両においては主に診断に用いられます.例えば診断ツールとECUがCAN-FDで繋がった環境で,診断ツールからECUに対して「故障一覧」コマンドを送付しその応答をしたとします.そのデータは200バイトとか,大きいサイズになるかもしれない一方で,CAN-FDの最大サイズは64バイトです.この時に,この200バイトを適当なサイズに分割して送受信する必要があり,その時のやり取りを規定したプロトコルがISO15765-2です.
なおAUTOSAR CPにおいては本プロトコルはCanTpで処理されます.